『くがいの聲』:ホラーでミステリーで冒険譚なんだけど、なんか……
お勧め度:★★★☆☆(星3つ)
寸評:
舞台や背景、そして謎は王道ホラー。途中で謎が分かってきてからはひたすら冒険譚という感じになっていきます。400ページ強とボリュームはあるのですが、途中からちょっとダレてしまい、惰性で読む形になってしまいました。ただ、そんなにおどろおどろしいホラーではないので、ホラーが苦手な方でもミステリーとして楽しめると思います。登場人物も多くないですし、読みやすいホラー・ミステリーという感じでしょうか。
1. 北海道の閉鎖的な村と祖父の死の謎
祖父の遺品整理のため、北海道の閉鎖的な村を訪れた主人公の青年。不気味な儀式や村人たちの冷たい視線、謎の少女、そして祖父の死に隠された秘密に、伝承を追う民俗学者とともに迫っていく物語です。
2. 読みやすいホラー・ミステリーと後半の展開
おどろおどろしさは控えめで登場人物も整理されているため、ホラーが得意でない人でもミステリー感覚でサクサク読めるのが魅力です。ただ、中盤で謎が明らかになって以降は冒険要素が強まり、400ページ超の長編ゆえに少し失速感も否めない一冊でした。
コメント
コメントを投稿