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2026年1月10日土曜日

【読書録】『天海の秘宝』:幕末を駆ける浪人。夢枕獏が描く伝奇ミステリー、その「盛りだくさん」な読後感


幕末、江戸の町を舞台に、伝説の秘宝を巡る陰謀が渦巻く——。 今回ご紹介するのは、夢枕獏氏による伝奇アクション**『天海の秘宝』**です。 夢枕作品らしい、躍動感あふれる筆致で描かれる幕末ミステリーですが、一読者として「ここは少し好みが分かれるかも」と感じます。 

■ 書籍情報

  • 書名: 天海の秘宝

  • 著者: 夢枕 獏


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■ お勧め度

★★★☆☆(星3つ) 夢枕ファンならずとも引き込まれる幕開け。ただ、物語の「密度」が非常に高く、評価が分かれる一冊。



1. 気のいい浪人が巻き込まれる、江戸の闇


物語の主人公は、江戸の町で近所の子供たちに読み書きを教えて暮らす、気のいい浪人です。

その穏やかな日常を切り裂くように発生する、凶悪な押し込み強盗や謎の辻斬り事件。主人公がその謎を追い始めるうちに、徳川幕府の知恵袋・天海僧正が遺したとされる「秘宝」を巡る巨大な争いへと足を踏み入れていきます。夢枕獏氏、読み手を飽きさせません。


2. 圧巻のスケール、ゆえの「ごちゃごちゃ感」?


読みどころは非常に多い作品です。

  • 謎の辻斬りと、その裏に潜む敵の正体

  • 主人公自身の過去に隠された大きな秘密

  • 幕末の歴史の裏側に絡む「天海の秘宝」の謎

ただ、正直な感想を言えば、**「少し要素を詰め込みすぎ」**な印象も受けました。登場人物もエピソードも非常に多く、物語の軸がどこにあるのかを追いかけるのが・・・です。


3. まとめ:結末の「種」をどう受け止めるか


物語の核心である「秘宝の正体(種)」についても、読後感に大きく影響するポイントでしょう。個人的には、そこまでの壮大な盛り上がりに対して、「その着地は、ちょっと……」と、好みが分かれる部分だと感じました。

もちろん、おもしろい力作であることは間違いありません。 夢枕獏さん特有の、血湧き肉躍る伝奇世界を堪能したい方にはお勧めです。ただ、もう少しシンプルに物語の芯を味わいたかったな、というのが率直な感想でした。






2025年6月28日土曜日

読書 焔ノ地 天正伊賀之乱

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お勧め度:★★★ 力作!

戦国時代、織田軍の侵攻を、伊賀の視点で描いた小説です。

伊賀の長たち、若き伊賀の戦士を中心に話が進みます。

裏切り、他国への侵入、戦い・・伊賀を守り切れるか、という感じです。

ボリュームもあり、力作だと思います。

普通に面白かったです。




2024年1月2日火曜日

昔の読書 キマイラ15 魔宮変

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この巻は、格闘シーン満載で、面白かったです。

大鳳の戦い、久々の久鬼の戦い、

真壁雲斎 VS  宇名月典善

菊地 VS ボック

格闘シーンの連続で、読み応えがありました。