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『極楽に至る忌門』:土俗ホラーの極北、これはいかんやつです

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『極楽に至る忌門』:土俗ホラーの極北、これはいかんやつです ■ お勧め度 ★★★☆☆(星3つ) 高知県と愛媛県の県境にある山中の村。 そこへ帰省する人、訪れる人、そしてそこに住む人々を襲う怪異——全4編。 その背後にあるものとは何か。陰陽師たちが挑むが……という物語。 【中古】極楽に至る忌門/KADOKAWA/芦花公園(文庫) 価格:567円(税込、送料無料) (2026/2/23時点) 楽天で購入 1. 土俗ホラーの怖さが全開 閉鎖的な村を舞台にした土俗系ホラー。 村に染みついた風習や、人々の狂気がじわじわと迫ってきて、読んでいて本当に怖い。気持ち悪さも強烈です。 2. いろいろな怖さが次々に 怪異そのものの恐ろしさだけでなく、村の空気、人々の異様な言動、逃げ場のない閉塞感…… いろいろな種類の怖さが次々に襲ってきて、読む手が止まりません。 3. まとめ:これは、いかんやつ 土俗ホラーが苦手な人には、かなりキツい内容かもしれません。 怖すぎて、読み終えたあともしばらく引きずるほどの一冊でした。

『BCG 全社デジタル戦略失敗の本質』:IT・DXの取り組みと失敗を整理するも、問題と解決策に強い既視感

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『BCG 全社デジタル戦略失敗の本質』:IT・DXの取り組みと失敗を整理するも、問題と解決策に強い既視感 ■ お勧め度 ★★☆☆☆(星2つ) 日本企業におけるITやDXの投資の現状、業界ごとのDXへの取り組みの違い、基幹システムの寿命や再構築の進み具合、人材不足といった失敗の原因を整理。 さらに、「進め方(目的や効果の明確化など)」「組織の作り方」「ロードマップやマトリックスを使った整理手法」「共通環境の活用」「人材育成」といった、失敗を避けるための解決策も提示されています。 しかし、取り上げられている問題も解決策も、どこかで聞いたような話ばかりで、「5年前、10年前も同じ話をしていなかったか?」という印象。問題と解決策の両方に強い既視感があり、ステレオタイプな内容に感じられました。 全社デジタル戦略失敗の本質/ボストンコンサルティンググループ【1000円以上送料無料】 価格:2,970円(税込、送料無料) (2026/2/23時点) 楽天で購入 1. IT・DXの取り組み状況や失敗を整理 IT投資の実態、業界ごとの取り組みの差、基幹システムの再構築状況、人材不足など、DXにまつわる現状と失敗の要因を幅広く取り上げています。 情報は整理されており、全体像を把握するには役立ちます。 2. 解決策も含め、目新しさに欠ける 目的や効果の明確化、組織設計、ロードマップやマトリックスの活用、共通環境の整備、人材育成など、失敗を防ぐための方法が紹介されています。 ですが、提示される問題と解決策の両方に既視感があり、新鮮味は感じられません。 3. まとめ:問題の立て方に疑問が残る 「天下のBCGがこの程度ということは、そもそもこれは“永遠の課題”で、実は優先度が低いのでは?」「問題の立て方自体が間違っているのでは?」 そんな疑問が浮かぶ内容でした。心に響かなかったし、あまり得るものもなかったというのが率直な感想です。

『定年後の日本人は世界一の楽園を生きる』:恵まれた人だけが共感できる老後論

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『定年後の日本人は世界一の楽園を生きる』:恵まれた人だけが共感できる老後論 ■ お勧め度 ★★☆☆☆(星2つ) お金や健康に不安がない人は、老後を楽しく生きられる——そんな前提で語られる一冊。 筆者自身がその「恵まれた側」にいるため、現実味に欠け、共感しづらさが残ります。 【中古】定年後の日本人は世界一の楽園を生きる/飛鳥新社/佐藤優(単行本) 価格:902円(税込、送料無料) (2026/2/23時点) 楽天で購入 1. インフラは整っているが… 図書館などの公共サービスが充実している点は確かに魅力的。 ただし、それを活かせるのは限られた人たちだけという印象。 2. 筆者の立場が前提 自分の書庫を持つような知的・経済的余裕のある筆者の視点が強く、読者との距離を感じます。 3. まとめ:共感よりも違和感が残る 老後を楽しく生きるには条件がある——そんな現実を突きつけられる内容でした。

『ChatGPTの衝撃』:使い道と技術の両面から迫る、読みやすい一冊

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『ChatGPTの衝撃』:使い道と技術の両面から迫る、読みやすい一冊 ■ お勧め度 ★★★★☆(星4つ) ChatGPTがどんな場面で使えるのかを中心に紹介した内容。 transformerなど、基盤技術についても用語レベルで触れられており、前提知識がなくても読み進められます。 知らなかったことが多く、期待以上に面白く、学びの多い一冊でした。 【中古】ChatGPTの衝撃 / 矢内東紀 (単行本) 価格:255円(税込、送料無料) (2026/2/22時点) 楽天で購入 1. 活用シーンを豊富に紹介 本書の大部分は「ChatGPTがどんな場面で使えるか」に焦点を当てています。 実生活や仕事での活用イメージがつかみやすく、実用的なヒントが得られます。 2. 技術用語もやさしく解説 transformerなど、ChatGPTを支える技術についても簡単に紹介されています。 専門的すぎず、用語の意味をざっくり知るにはちょうどよい内容です。 3. まとめ:期待以上に楽しめる入門書 『ChatGPTの衝撃』は、前提知識がなくても読める構成で、実用性と読みやすさを兼ね備えた一冊。 面白く読めて、しっかり学べる内容でした。

『先読みChatGPT』:使い方から仕組みまで、広く紹介する入門書

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『先読みChatGPT』:使い方から仕組みまで、GPT-3.5ベースで広く紹介する入門書 ■ お勧め度 ★★★☆☆(星3つ) ■ レベル 入門 ChatGPTの始め方、機械学習やディープラーニングの考え方、活用できる分野、AI利用の注意点などを広く紹介した一冊。 GPT-3.5をベースに書かれており、対話形式で読みやすく、ポイントが整理されています。 170ページ強のボリュームで、ささっと読める構成です。 【中古】先読み!IT×ビジネス講座 ChatGPT 対話型AIが生み出す未来/インプレス/古川渉一(単行本(ソフトカバー)) 価格:323円(税込、送料無料) (2026/2/22時点) 楽天で購入 1. ChatGPTの始め方から、AIの基本的な考え方まで ChatGPTの使い方をはじめ、機械学習やディープラーニングの考え方についても触れられています。 専門的な内容を含みつつも、入門者向けにやさしく構成されています。 2. 活用シーンとAI利用の注意点を紹介 文章作成、カスタマーサポート、プログラミングなど、ChatGPTが活用できる分野を紹介。 あわせて、AIを利用する際の注意点についても述べられています。 3. 対話形式でスラスラ読める、170ページの軽やかさ 全体は170ページ強とコンパクトで、短時間で読み切れる構成。 対話形式で書かれており、テンポよく読み進められます。 4. まとめ:入門者向けに広く紹介された一冊 『先読みChatGPT』は、ChatGPTやAIに関する基本的なトピックを広く紹介した入門書です。 内容はGPT-3.5をベースにしており、対話形式で読みやすくまとめられています。 まずは概要を知りたいという人に向いています。

『1日1分読むだけで身につく 定年前後の働き方大全100』:制度も気持ちも整える、人生後半の実用書

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『1日1分読むだけで身につく 定年前後の働き方大全100』:制度も気持ちも整える、人生後半の実用書 ■ お勧め度 ★★★★☆(星4つ) 定年を控えた人や、退職後の働き方に不安を感じている人におすすめ。 制度の仕組みや選択肢を、図解とともにわかりやすく解説してくれる一冊。 「分かりぞ!」と思わず声が出るほど、複雑な内容もスッと頭に入ってくる構成が魅力です。 1日1分読むだけで身につく定年前後の働き方大全100【電子書籍】[ 佐佐木由美子 ] 価格:1,760円 (2024/11/4時点) 楽天で購入 1. 制度の基本をやさしく整理 定年や退職金、再雇用、年金、社会保険など、人生の転機に関わる制度を幅広くカバー。 「知っているようで知らない」制度の仕組みを、丁寧に解説してくれます。 特に、退職後の選択肢やそのメリット・デメリットが明確に書かれていて、将来を考えるうえでの道しるべになります。 2. 見開き1テーマで、スッと頭に入る構成 本書は見開き1ページで1テーマを扱うスタイル。左ページに文章での解説、右ページに図解という構成で、視覚的にも理解しやすいのが特徴です。 忙しい人でも1日1テーマずつ読み進められるので、無理なく知識を積み重ねられます。 3. 実用性は高いが、やや前向きすぎる一面も 内容は非常に実用的で、すぐに役立つ情報が満載。ただ、「定年後も元気に働こう!」というメッセージがやや強めに感じられる部分もあり、人によっては少しプレッシャーに感じるかもしれません。 とはいえ、現実的な選択肢を知ることで、自分なりの働き方を考えるきっかけになるでしょう。 4. まとめ:制度を味方に、これからの人生を描くために 『定年前後の働き方大全100』は、定年を迎える前に読んでおきたい実用書です。 制度の理解を深めることで、不安を減らし、自分らしい選択をするための土台ができます。 これからの働き方を考えるすべての人に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

『ChatGPT 120%活用術』:AI初心者のための、やさしく実践的な入門書

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『ChatGPT 120%活用術』:AI初心者のための、やさしく実践的な入門書 ■ お勧め度 ★★★☆☆(星3つ) 個人の仕事や日常の作業を効率化したい人に。ChatGPTの基本的な使い方から、実践的な活用例までを幅広く紹介してくれる入門書。 すでに使い慣れている人には物足りないかもしれないけれど、これから始めたい人にはぴったりの一冊。 【中古】ChatGPT120%活用術/宝島社/ChatGPTビジネス研究会(単行本) 価格:947円(税込、送料無料) (2026/2/21時点) 楽天で購入 1. ChatGPTって何?から始まる、やさしい導入 本書は、AIチャットツール「ChatGPT」の基本的な紹介からスタートします。 「そもそもChatGPTって何?」というところから、どんなことができるのか、どんなふうに使えばいいのかを、やさしく丁寧に解説してくれます。 技術的な専門用語はほとんど出てこないので、AIに詳しくない人でも安心して読み進められます。 2. 50以上の活用事例をテンポよく紹介 メール文の作成、キャッチコピーの提案、自己紹介文の作成、外国語への翻訳、アンケート結果の分析、Excel関数の使い方まで―― さまざまなシーンでの活用例が、1テーマにつき1~数ページでテンポよく紹介されています。 それぞれの事例には「どんなプロンプトを入力すればよいか」「どんな出力が得られるか」が具体的に書かれていて、すぐに真似できるのが魅力です。 3. さっと読めて、すぐ試せる。だけど…? 全体で150ページほどとコンパクトなボリュームで、短時間で読み切れるのも嬉しいポイント。ChatGPTの精度を上げるためのちょっとしたコツも紹介されています。 ただし、すでにChatGPTをある程度使いこなしている人にとっては、既知の内容が多く、物足りなさを感じるかもしれません。 4. まとめ:これから始める人への、やさしい道しるべ 『ChatGPT 120%活用術』は、AIを使ってみたいけれど何から始めればいいかわからない…という人にぴったりの入門書です。 実際の活用例を通して、ChatGPTの便利さや可能性を体感できる構成になっており、「まずは試してみよう」と背中を押してくれる一冊です。