・・これが人生。
筆者は、琵琶湖畔にお住まいの、1970年生まれの翻訳家さんです。
彼女の2024年一年間の毎日の日記です。
双子の息子、夫、義理の父母等の話、ペットの話、
ご自分の仕事や、病気、ネットショッピングの話、読書、世相などなどです。
なんだろうな、この面白さ。引きの強さ。
悲喜こもごもの日常が描かれているだけなのに、
煌びやかな、あるいは、ハラハラドキドキの日常でもないのに、
引き込まれて一気読みです。
ストーリーがあるわけでもないのに、途中で読むのやめられなくなりました。
文書の力でしょうか。決して難しい言葉を使っているわけでもなく、
平易で読みやすいのに。
「人生ってこんなもんなんだ」という感覚が伝わってくるからでしょうか。
他人の日記「面白い!止められない」と思ったの、初めてです。
特に、同じ年代の方には、お勧めです。
読めて幸せです。