大阪の陣で、大阪城から脱出した豊臣秀頼。
そして、島原の乱までの話です。
真田忍者軍団、柳生一族なども登場し、活劇を繰り広げます。
真田忍者軍団、柳生一族なども登場し、活劇を繰り広げます。
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お勧め度:★★★ このような歴史小説もいいですね
武田の甲州の金山、毛利の石見銀山の産出量を探ることを、
織田信長から命じられた、明智光秀は、友達の元倭寇の和尚、
剣術家、途中で出会った謎の武士の3人とともに、甲州、石見に潜入する。
光秀らは、 どうやって金と銀の産出量を探るのか・・。
そして、信長の狙いは、という感じの本です。
このような歴史小説もいいですね。
派手な剣術などのアクションも、合戦シーンもないですが、
それでも、謎解きや冒険譚の面白さがありました。
主人公の4人のキャラも良いですが、それに加えて、ポイントで
少しだけ登場する、織田信長、小早川隆景などの脇役も
キャラがたっています。
戦国時代の鉱山の様子や、産出した金の流通なども興味深い。
ただ、残念なのは、 産出量を想定する方法が、ちょっと単純だったかなぁ。
でも、面白かったです。