森の中で植物を研究する若い女性が主人公。
直物のコミュニケーションや自衛の能力を研究する企業に属している。
その森で、不審火、森の動物の襲撃、謎の野人などが、次々と発生。
これは、植物の人間への攻撃なのか?
おもしろかったです。途中で読むのをやめられない、面白さです。
植物の生態の興味深さ、リアリティ、奥深さで、前半は読ませ、
後半は一気に人間vs植物のスピード感。
結末が気になって、夜なべする面白さです。
幼い子を持つ女性の主人公も、いい。
よかったです。
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お勧め度:★★★★ これはすごいな。SFであり、ミステリーであり、
現代社会をテーマとした小説であり、哲学的であり、そして面白い。
人を「この世界でない、別の世界」へ逃がす能力を持つ主人公の女性。
そんな逃がし屋の所へ、若い女性2人の依頼が来るが、1人は、逃がす前に
殺されてしまう。
ヤクザからの脅迫で、殺された女性の謎、もう一人の女性を追う主人公。
彼女たちの謎、主人公自身の過去や能力、そして・・。
基本的には、ミステリーっぽく、謎を追っていくのですが、
その過程で描かれる貧困、孤立などの社会問題、「この世界でない、別の世界」
と、人間とは、という問題など、内容豊富です。
いや、面白かったし、すごい本です。