居酒屋を舞台にした、また、居酒屋で語られるミステリーっぽく、
ホラーっぽい話13編です。
日本全国の居酒屋街が舞台になっています。
各話が、日本のどこの街の居酒屋をモデルとしたものかの
説明が解説にあります。
ちょっとミステリーっぽく、ちょっとホラーっぽくて
恩田さんの本だなぁという感じです。
決して、恐ろしいとか、おどろおどろしい、という訳ではなく、
現実と虚構が交わる所をついてくる、そんな本でした。
|
|
|
|
お勧め度:★★★ あれ?
不動産業を営みながら作家である裕福な主人公と、陶芸家の女性の
不倫の物語です。 主人公からの視点で、描かれています。
乙川さんのファンですが、「あれ?」という感じでした。
文章はさすが乙川酸で、読んでいて心地よいのですが、
「人生の断片を切り取る」ような鋭さがなく、
緊張感も少なく話が淡々と進む感じでした。
また、登場人物と筆者の距離感も、いつもとちょっと違う。
そのためか、いつもの感動が来なかった気がします。