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『夜明けまで眠らない』:気になって最後まで一気読み

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■ お勧め度 ★★★★☆(星4つ) 力の入った、大沢在昌さんらしい一冊。 気になって、最後まで一気に読みました。 夜明けまで眠らない (双葉文庫) [ 大沢 在昌 ] 価格:880円(税込、送料無料) (2026/3/15時点) 楽天で購入 1. 深まっていく謎に引き込まれる 主人公は、元フランス外人部隊の傭兵で、現在は東京でタクシー運転手として静かに暮らしています。 ある日、血の匂いをまとった乗客がタクシーに携帯電話を置き忘れたことをきっかけに、 その携帯をめぐって、海外の殺し屋やヤクザたちの争いに巻き込まれていきます。 携帯の謎、誰と誰が組んでいるのか、誰が敵で何が目的なのか—— 物語が進むごとに謎が深まり、目が離せないストーリー展開です。 2. 主人公の人物像が興味深い 傭兵時代に負った精神的な傷のせいで、夜に眠れない主人公。 静かな生活の中で抑えていた“殺戮の技術”を、徐々に解き放っていく姿が印象的です。 孤独な生活と、内面に抱える葛藤が丁寧に描かれており、人物像に深みがあります。 3. 知らない世界がリアルに迫る 傭兵の世界や、アフリカの崩壊国家の描写がやけにリアルで、 普段なじみのない世界にもかかわらず、臨場感をもって読めました。 4. 大沢在昌さんらしい一冊 主人公の造形、スピード感のある展開、張り巡らされた謎—— どれをとっても、大沢在昌さんらしさが詰まった一冊です。