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2025年5月10日土曜日

読書 非写真


お勧め度:★★★ ちょっと「グっとくる」小説集でした。

写真や写真家にかかわる短編9編です。

写真に死者が写る、しかしそれは・・。や、

写真家の人生の断片を描いたものです。

ホラー系の設定もありましたが、人生の悲喜を描いた小説集です。

どの作品も、ちょっと「グっとくる」ものです。

たまに、このような小説を読むと、心が少しだけ洗われる

気持ちになります。





2025年4月19日土曜日

読書 チェーン・ディザスターズ


お勧め度:★★★ 期待していたのと・・・

何回トラフ大地震、東京直下型地震、大型台風、そして富士山の噴火

これらに次々見舞われた日本の姿を、若き女性国会議員を主人公に

中心に描かれます。

環境大臣であった主人公が、最後は総理大臣として、国難に立ち向かいます。

ちょっと期待してたのと違いました。

主人公が国会議員のためか、政治の話、復旧支援のための政治の動き等が

話の中心で、実際の被災の状況、被災した人々の様子などが薄めで、

ちょっとな、という感じでした。



2025年2月9日日曜日

読書 工作艦間宮の戦争 新・航空宇宙軍史

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お勧め度:★★★

地球を中心とする航空宇宙軍と土星や木星を中心とする外惑星連合軍の戦争

その第二次の動乱を描いた、新シリーズ第二弾です。

これまでの話と同様、戦乱全体を描くものではなく、個々の戦闘、

特定の人の戦いをテーマとした6個の話からなります。

関連していますが、6個のどれから読んでも、読めるようになっています。

面白かったです。

戦争のリアル、ハードウェアのリアル、人々の思いのリアル、

宇宙のリアル、本当の戦史みたいです。

話自体は、ちょっとミステリーっぽくなっていて、

戦争を舞台に、その中で、謎を解いていく、感じです。




2024年1月1日月曜日

読書 ツリー 上


これは、面白い。

主人公は、書評家の中年男性。新人賞に落選したが、

天才的な才能を持つ作家を尋ねて、青森へ。

そこで、現地の協力者と、 作家を探す最中に、協力者は殺されてしまう。

他の仲間とともに、犯人、そして作家を探す中、男を探す謎の組織も現れ・・・。

作家の正体は、組織の正体は・・・。

ミステリーと、SFと、ホラーと、スパイ小説の面白い所が、全部集まったような感じです。

謎あり、アクションあり、展開も早くて、下巻が楽しみです。