お勧め度:★★★★ 後世まで残すべき記録
太平洋戦争後半、参戦したソ連と日本の戦争を描いたものです。
参戦前の戦争や、アメリカ、中国、ソ連の動きから始まり、
満州での戦い、南樺太、千島列島の戦いを描きます。
満州軍、日本陸軍の様子、ソ連軍部の様子、実際の戦争、
戦争に巻き込まれた人々を、資料から描きます。
力作です。読みごたえ十分です。
また、そもそも、良く知らなかった日ソ戦争を興味深く読めました。
そして、書かれている、人間の愚かさ、暴力性、残酷性、
組織の愚かさ・・・ 後世まで残すべき記録だと思います。
貴重な記録だと思います。