『一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集』:理屈を超えた未知の恐怖。どこから読んでも、どれを読んでも怖い

お勧め度:★★★★☆(星4つ)

寸評:
よく分からないものの怖さが詰まったホラーのショート・ショート21編。どれも趣向が異なり、どこから読んでも、どれを読んでもとにかく怖い。理屈では説明のつかない、不気味で奇妙な恐怖を満喫できる一冊です。



1. バラエティ豊かな21の掌編が織りなす極上の不気味さ

サクッと読めるショート・ショートでありながら、一編一編にまったく異なる仕掛けや切り口が用意されており、澤村伊智らしいアイデアの冴えを存分に味わえます。

2. 正体不明だからこそ際立つ「一寸先」の暗闇

過度な説明を削ぎ落とすことで、「結局、何だったのか分からない」という日常のすぐ隣にある闇や不吉さが際立ち、読後にも尾を引くようなじわじわとした怖さを提示してくれます。



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