『乱の王女 1932愛と哀しみの魔都・上海』:歴史とハードボイルドの間で、少し肌に合わなかった一冊

お勧め度:★★★☆☆(星3つ)

寸評:
1932年の上海を舞台に、義勇軍の組織や川島芳子との駆け引きが描かれますが、歴史の教科書やハードボイルドの「もどき」のような印象を受け、あまり肌に合いませんでした。


1. 1932年の上海を舞台にした物語

日本から上海へと帰ってきた主人公が、日本軍に対抗するための義勇軍を組織するところから物語が始まります。そこへ歴史的人物である川島芳子が絡み、やがて日本軍との激突へと発展していくというストーリー展開になっています。

2. 惜しくも期待とは少し違った読后感

義勇軍の結成や川島芳子との緊迫した駆け引きなどが中心に描かれていますが、全体を通してどこか作られたような手触りがあり、自分自身の好みのトーンとは少し距離を感じてしまう結果となりました。




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