『冷静と情熱のあいだ Rosso』:ラスト数ページで号泣。「順正は、私のすべて」

お勧め度:★★★★☆(星4つ)

寸評:
映画にもなった名作を女性視点で描いた小説。最後の数ページで号泣し、久々に泣きながら読みました。そこに至るまでの冷静と情熱、そして最後に爆発する情熱……思い出すだけで泣けてきます。江國香織さんに完全に泣かされました。これぞ小説、これぞ恋愛小説です。



1. 女性視点で紡がれる静かな日常と過去の影

フィレンツェで穏やかで冷静な日々を送りつつも、心の一番深いところに残り続ける「かつての運命の人」。静謐な日常を描く淡々とした文章の中に、隠しきれない情熱が静かに揺らぎ続けます。

2. 最後に溢れ出す感情と圧巻のエモーショナルな結末

抑え込まれていた思いがラスト数ページで一気に解き放たれる展開は圧巻の一言。江國香織ならではの美しく切ない文章美と相まって、涙が抑えられなくなります。「順正は、私のすべて」泣ける。



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