『小説家と夜の境界』:抜群の語り口で異界と狂気の境界へと引き込まれる一冊
お勧め度:★★★★☆(星4つ) 寸評: 語り口が抜群なのか、物語に引き込まれます。この世のものでないものの話、人の狂気など趣向も違って興味深く、どの話もクオリティが高いです。グロい、気持ち悪いというより不気味で気味が悪いオーソドックスな怪異。筆者自身が見たり、経験したり、聞いたりした感覚で恐怖を誘います。 小説家と夜の境界 [ 山白 朝子 ] 価格:1,980円(税込、送料無料) (2026/10/17時点) 楽天で購入 1. 小説家と編集者を巡る7つの怪異譚 小説家や編集者などを中心に展開していく7つの怪異話。筆者自身の実体験や聞き聞き及んだ体験談のようなテイストで描かれており、どのエピソードも非常に高いクオリティを誇ります。 2. 不気味でオーソドックスな恐怖と多彩な趣向 過度なグロテスクさや不快感に頼るのではなく、じわじわと迫り来るオーソドックスで気味の悪い恐怖が特徴です。異界の存在から人間の内に秘められた狂気まで、一話ごとに異なる趣向で巧みに恐怖感を煽ってきます。