『こうして、世界は終わる すべてわかっているのに止められないこれだけの理由』:未来からの回顧録。

お勧め度:★★★☆☆(星3つ)

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どうせ世界は終わるけど [ 結城 真一郎 ]
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本書は環境問題を取り上げた一冊です。舞台は、環境悪化が原因で西洋文明が崩壊した2100年頃からさらに300年後。その未来の視点から、2000年以降どのように環境が悪化し、文明が崩壊へと突き進んだのかを振り返るという構成になっています。

150ページほどの薄い本で、非常に読みやすい一冊でした。ただ、個人的にはもう少し詳細な内容やページ数があっても良かったかなと感じました。興味深い切り口なだけに、少し物足りなさが残る作品でした。


1. 未来からの「回顧」という設定の妙

文明が崩壊した後の世界から過去を振り返るという手法は、現在の私たちの行動を客観的に見つめ直すきっかけとなります。設定自体は非常に刺激的で、思考を深めるには良い素材です。

2. 簡潔ゆえの物足りなさ

読みやすさを重視したコンパクトな作りですが、テーマの重厚さを考えると、もう少し踏み込んだ分析やボリュームが欲しかったところです。忙しい中で全体像を把握するには適していますが、深掘りを期待する読者には少しあっさりしすぎているかもしれません。



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