『フジコの十ヶ条』:構成の妙により、途中でやめられなくなる面白さがある一冊です。

お勧め度:★★★★☆(星4つ)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

フジコの十ヶ条 [ 真梨幸子 ]
価格:1,980円(税込、送料無料) (2026/5/23時点)


少なくとも十五人を殺害し、死刑になった「フジコ」。そのフジコが残したとされる十ヶ条を巡り、人々が殺人等をおかしていく物語です。

構成の妙か、途中で読むのをやめられなくなる面白さです。フジコは本当に死刑になったのか?フジコ自体の存在と、犯罪に至る人々の心理、行動が描かれていて、なぜか目が離せなくなります。これぞ文章や物語の力かと思わせる本でした。


1. 途中でやめられなくなる構成の妙

フジコが残した十ヶ条を巡り人々が罪を重ねていく中で、フジコの存在や登場人物たちの心理・行動が精緻に描かれています。構成の妙により、ページをめくる手が止まらなくなる面白さがあります。

2. シリーズとしての魅力

「殺人鬼フジコ」シリーズの一作ですが、この本から読んでも十分楽しめます。読後には、まだ読んでいないフジコシリーズも読みたくなりました。

3. こんな人にお勧め

物語に没入できて、現実逃避できます。物語の舞台も現代の日本で、会社、生活などが描かれているものの、他人の人生を、映画を見ている感覚で、現実を忘れられます。




コメント

このブログの人気の投稿

読書 名著100冊から「すごい時間のつかい方」を抜き出して1冊にまとめました

読書 ある翻訳家の取り憑かれた日常2

読書 異端の祝祭