『30秒でわかる! データサイエンスで重要な50の理論』:手軽さと難解さが同居して微妙

お勧め度:★★☆☆☆(星2つ)


機械学習や相関、回帰といった基礎的な統計・機械学習の用語が約20個。そして残りの30個は、生物学や物理などの科学分野、あるいはビジネスへの応用に関する理論が紹介されています。

1用語につき1ページ、文字通り「サラッと(30秒ほどで)」読める構成になっています。しかし、肝心の内容については、率直に言って「微妙」と言わざるを得ない読後感でした。


1. 「これ、知らない人が読んでわかる?」という疑問

初心者向けに優しく解説されているかと思いきや、実際の内容は「予備知識がない人が読んで理解できるのだろうか?」と感じてしまうレベルの説明に留まっています。30秒という短時間で本質を伝える難しさがあるにせよ、入門書としての親切さには欠けている印象です。

2. コンセプトと実用性の乖離(かいり)

用語をテーマにして「物事の本質を考えよう」という狙いの本なのかもしれませんが、それでもやはり説明の物足りなさが目立ちます。用語のカタログとしては機能するかもしれませんが、これ一冊でデータサイエンスの理論を深く理解するのは、少し難しいかもしれません。




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