『新心霊探偵八雲 2』:面白さはあるのに、なぜか没入しきれなかった一冊
■ お勧め度:★★★☆☆(星3つ)
死者が見える八雲と、両目で死者を視認できる学生たち。彼らのもとに持ち込まれた怪しい相談と、同時期に起きるバラバラ殺人事件。インターネット上の怪談、過去の転落事故……それぞれの出来事が少しずつ一本の線に収束していく物語です。
1. 複数の事件が並行して進む構成
学生たちの怪異相談、刑事の追う殺人事件、ネット怪談、過去の事故。
複数の視点が同時に進むため、テンポがよく、読み飽きない作りになっています。
リアルな空気感もあり、物語としての引きは強いです。
2. ストーリー展開や謎解きは魅力的
事件同士のつながり、怪異の正体、登場人物たちの背景など、興味を引く要素が多く、物語としてはしっかり面白い。
謎が少しずつ明らかになっていく構成も巧みです。
3. まとめ:面白いのに、なぜか乗り切れなかった
ストーリーも謎も魅力的なのに、どこか没入しきれない感覚が残る一冊。
登場人物が多いことや、大学生中心の雰囲気が合わなかったのかもしれません。
好みが分かれそうです。
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