『BCG 全社デジタル戦略失敗の本質』:IT・DXの取り組みと失敗を整理するも、問題と解決策に強い既視感
『BCG 全社デジタル戦略失敗の本質』:IT・DXの取り組みと失敗を整理するも、問題と解決策に強い既視感
■ お勧め度
★★☆☆☆(星2つ)
日本企業におけるITやDXの投資の現状、業界ごとのDXへの取り組みの違い、基幹システムの寿命や再構築の進み具合、人材不足といった失敗の原因を整理。
さらに、「進め方(目的や効果の明確化など)」「組織の作り方」「ロードマップやマトリックスを使った整理手法」「共通環境の活用」「人材育成」といった、失敗を避けるための解決策も提示されています。
しかし、取り上げられている問題も解決策も、どこかで聞いたような話ばかりで、「5年前、10年前も同じ話をしていなかったか?」という印象。問題と解決策の両方に強い既視感があり、ステレオタイプな内容に感じられました。
1. IT・DXの取り組み状況や失敗を整理
IT投資の実態、業界ごとの取り組みの差、基幹システムの再構築状況、人材不足など、DXにまつわる現状と失敗の要因を幅広く取り上げています。
情報は整理されており、全体像を把握するには役立ちます。
2. 解決策も含め、目新しさに欠ける
目的や効果の明確化、組織設計、ロードマップやマトリックスの活用、共通環境の整備、人材育成など、失敗を防ぐための方法が紹介されています。
ですが、提示される問題と解決策の両方に既視感があり、新鮮味は感じられません。
3. まとめ:問題の立て方に疑問が残る
「天下のBCGがこの程度ということは、そもそもこれは“永遠の課題”で、実は優先度が低いのでは?」「問題の立て方自体が間違っているのでは?」
そんな疑問が浮かぶ内容でした。心に響かなかったし、あまり得るものもなかったというのが率直な感想です。
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