「今の環境で、定年までこのままでいいのだろうか……」 「長年頑張ってきたが、ここはもう自分が輝ける場所ではないのかもしれない」
そんな葛藤を抱えながらも、これまでのキャリアや立場を思うと、どうしても保守的になってしまう。そんな現状に悩む中高年のサラリーマンの方に、ぜひ手に取ってほしい一冊をご紹介します。
■ 書籍情報
書名: 腐ったバナナを捨てる法
著者: 荒木 真一郎
■ お勧め度
★★★(星3つ) 「理屈はいいから、背中を押してほしい!」という時に最適な、シンプルでパワフルな一冊。
1. 「我慢」はもう十分。その場所で頑張り続ける意味はあるか?
私たちは長年、組織の中で耐えること、順応することを美徳として生きてきました。しかし、本書は次のような衝撃的なメッセージを突きつけます。
「ダメな所では、いくら頑張ってもダメ。今いる所から、自分が望む所へ行くためには、勇気をもって現状を捨てろ」
20年、30年と会社に貢献してきた自負があるからこそ、「今さら場所を変える」ことには大きな抵抗があるでしょう。しかし、もし今いる場所がすでに**「腐ったバナナ」**のような環境(成長がなく、ストレスばかりが溜まる場所)だとしたら、そこでどれだけ努力を重ねても、新しい果実を得ることはできません。
2. 自分を変えるには、知識よりも「勇気」が必要
この本が説いているのは、小手先のテクニックではありません。現状を捨てるための**「心構え」と「行動指針」**です。
中高年になると、守るべきものやプライドが邪魔をして、変化を恐れてしまいます。しかし、自分を変え、新しい人生のステージに進むために一番必要なのは、高度なスキルではなく、**「今握りしめているものを手放す勇気」**なのだと気づかされます。
「現状を捨てろ」という言葉は一見過激ですが、それはあなたのこれまでの努力を否定するものではありません。むしろ、**「あなたのエネルギーを、もっとふさわしい場所で使うべきだ」**という温かいエールのように感じられます。
3. まとめ:後半戦を「自分らしく」生きるために
とにかくメッセージが単純で力強い。余計な理屈がないからこそ、迷いの中にいる心に真っ直ぐ響きます。
「自分を変えたい。でも、どう動けばいいかわからない」 そんな不安を抱えているなら、この本がその一歩を後押しする大きな助けになるはずです。
よい本だ。 そう素直に思える一冊でした。 残りのキャリアを、腐ったバナナを握りしめたまま終えるのか、それとも勇気を持って手放し、新しい場所を探すのか。そのヒントがここにあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿