2026年1月4日日曜日

【読書録】『閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』:不気味すぎる……。画像と物語が織りなす、本気の「怖すぎる」

「いかん、怖すぎる」——。本作は同著者の『スワイプ厳禁』の続編的な立ち位置であり、もし未読であれば、前作から順に読むことを強くお勧めします。

文字情報だけでなく、視覚からも執拗に攻めてくる、取り扱いに注意が必要な作品です。

■ 書籍情報

  • 書名: 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

  • 著者: 知念 実希人

 

■ お勧め度

★★★☆☆(星3つ) いかん、怖すぎる。不気味すぎる。



1. 精神鑑定医へのインタビューという形式


物語は、11名が惨殺される事件の犯人を精神鑑定することとなった精神鑑定医へのインタビュー形式で書かれています。

精神鑑定の最中、犯人は奇妙なことを口走り、最後には自殺を遂げてしまいます。その犯人が遺した謎に精神鑑定医が挑みますが、展開される話のすべてが不気味さに満ちています。


2. 「イラスト等の画像」が放つ、逃げ場のない恐怖


話そのものの不気味さもさることながら、特筆すべきはイラスト等の画像の怖さです。

作中にはイラスト等の画像が多く盛り込まれており、そのどれもが怖すぎます。文字でストーリーを追いながら、同時に視覚からも不気味な情報が飛び込んでくるため、読後の「怖すぎた」という実感は相当なものです。


3. まとめ:『スワイプ厳禁』から続く不気味な世界


前作を未読であれば、まずはそちらから手に取ることをお勧めします。

物語の謎もさることながら、やはりイラスト等の画像がもたらす不気味さが強烈です。まさに「怖すぎた」の一言に尽きる、衝撃的でした。





【読書録】『豊臣家の人々(上)』:悲劇の人生を淡々と描いた、安定の面白さ。

司馬遼太郎さんの作る人物像は、なぜ興味深いのだろう?

上巻は、豊臣秀次、小早川秀秋、宇喜多秀家、北ノ政所、豊臣秀長の話です。悲劇の人生を淡々と描いた作品ですが、安定の面白さでした。

本当にこのような人物だったかは分かりませんが、それでも非常に興味深く読めました。

■ 書籍情報

  • 書名: 豊臣家の人々(上)

  • 著者: 司馬遼太郎

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■ お勧め度

★★★☆☆(星3つ)



1. 豊臣家の人々の悲劇を淡々と描く

上巻では、豊臣秀次、小早川秀秋、宇喜多秀家、北ノ政所、豊臣秀長の話が収められています。それぞれの悲劇的な人生が、司馬氏特有の筆致で淡々と描かれているのが特徴です。

2. 司馬遼太郎が作る人物像の魅力

「司馬遼太郎さんの作る人物像は、なぜ興味深いのだろう?」と、改めて感じさせられます。本当にこのような人物だったかは分かりませんが、それでもなお興味深く読ませる力があります。

3. まとめ:安定の面白さ

史実の姿は分からずとも、司馬氏が提示する人物像には抗いがたい魅力があります。豊臣家の人々の生き様を非常に興味深く読み進められる、安定の面白さを備えた一冊でした。






2026年1月3日土曜日

【読書録】『魔女と過ごした七日間』:安定の面白さ、ボリューム満点の「ラプラスの魔女」シリーズ第3弾。

「ラプラスの魔女」シリーズの第3弾。父親を殺された中学生とその友人、そこに不思議な力をもつ女性・円華が関わって犯人捜しを始める物語です。そこには警察の闇が隠されており……。全体として「上手いなぁ」と思わせる、安定の面白さでした。


■ 書籍情報

  • 書名: 魔女と過ごした七日間

  • 著者: 東野 圭吾

■ お勧め度

★★★☆☆(星3つ) 安定の面白さ。上手いなぁ。


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1. 読み応えのあるストーリーと警察の闇


ストーリーが面白く、ボリュームもしっかりあって、非常に読み応えがありました。父親殺しの謎から警察の闇へと繋がっていく展開は、さすが東野作品と感じさせる安定感があります。


2. 中学生たちの描写と魔女の活躍


一方で、中学生たちのエピソードが少し過剰に感じられる部分もありました。また、「魔女」である円華の活躍が思ったほど多くなかったことや、犯人の正体に対して「あれ?」という肩透かしな印象を受けたのも正直なところです。


3. まとめ:期待を裏切らない満足感


いくつかの気になる点はあったものの、総じて面白く読める一冊でした。物語の構成や展開の巧みさはやはり「上手い」の一言に尽き、シリーズ読者も納得の満足度が得られる作品です。










読書 暗い引力

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お勧め度:★★★ 好きだなあ、堕ちていく小説。 

借金、過去、隠ぺいなどで、堕ちていく小説が4編です。 

どれも、趣向が異なり、登場人物のタイプの異なり、面白い。 

好きだなあ、堕ちていく小説。 

自分も堕ちていくような気になる。 

もっとこの手の話を読みたい・・・。




2026年1月1日木曜日

読書 真珠とダイヤモンド

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お勧め度:★★★★★ これぞ物語、という面白さ。 

バブル期、地方の中小証券会社に入社した男性1と、女性2人の同期が主人公です。 

貧しかったり、学歴などコンプレックスを抱えた3人が、 バブルの中、

お金持ちになろうと東京へ。 野心に走り出すが、反社会勢力の影、バブルの崩壊・・ 

3人の運命を描く物語です。 

面白かったです。物語らしい物語で、最後まで一気読みの面白さです。 

 上下巻ですが、あっという間に終わってしまいました。 

 登場人物の運命、時代の雰囲気、面白かったなぁ。






読書 詳説 データベース ストレージエンジンと分散データシステムの仕組み


お勧め度:★★★★★ すばらしい!こんな本を待っていた。

前半は、単一のデータベースについて、後半は分散システム(分散データベース)

について、その仕組みやアルゴルズムが説明されている本です。

Bツリーの構造、データベースのファイルのフォーマット、

トランザクションやリカバリの動作の詳細、ログ管理、

分散システムの問題点とその解決策、耐障害のアルゴリズム等です。

決してやさしい本ではないです。ある程度基礎的な知識は、

必要かと思います。

でも、面白い!こんな仕組みだったんだ。

データベース好きには、ウケること、間違いなし。

読むのたいへんだったけど、面白かったです。

お勧めです。




読書 陰態の家 夢枕獏超越的物語集

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お勧め度:★★ 夢枕獏さんっぽいんだけど・・。

昔の闇狩り師っぽい作品から、釣りの話、

劇のシナリオっぽいものまで、いろいろです。

夢枕獏さんっぽい作品が揃っています。

でも、昔程、作品にパワーや熱量がないような・・・。

いまいちでした。