2025年5月10日土曜日

読書 非写真


お勧め度:★★★ ちょっと「グっとくる」小説集でした。

写真や写真家にかかわる短編9編です。

写真に死者が写る、しかしそれは・・。や、

写真家の人生の断片を描いたものです。

ホラー系の設定もありましたが、人生の悲喜を描いた小説集です。

どの作品も、ちょっと「グっとくる」ものです。

たまに、このような小説を読むと、心が少しだけ洗われる

気持ちになります。





読書 ニュートン先生の統計講


お勧め度:★★★ ま、いいや。

平均、標準偏差などの統計量、グラフや各種図表でのデータの表現、

検定のさわりまで、という感じです。

カラフルでキレイな本なのですが、「この本ならでは」は、あまりなかったような。

少し統計をかじったことがある方には、ま、いらないかな?というレベルの本でした。




2025年5月6日火曜日

読書 Go, Dog. Go!


1ページに一言、二言

犬がいろんな活動をしてて、それが英語で表現されていたり、犬が挨拶したりです。

中学1年生ぐらいのレベルで十分読める感じです。(文法はさておいて・・)

60ページ程度の本です。



読書 証人殲滅 オッドアイ


お勧め度:★★★★ オッドアイ。安定の面白さ。

         ミッションインポッシブル的な面白さ。

このシリーズ読んじゃうんだよなぁ。

オッドアイこと、自衛隊および警察の両方に所属する

スーパー捜査官、朝倉の活躍シリーズです。

青森の陸自官舎の火災で、死者が。青森県では、他にも連続して

不審火が。そして、この事件は国際的な犯罪につながり、舞台は、ハノイへ。

犯人を追うオッドアイのチームの前に、米国特殊部隊くずれが、立ちはだかる。

面白いなぁ、このシリーズ。オッドアイも、その、いつもの仲間たちも

大活躍です。

アクションは抑え気味で、捜査の過程が丁寧に描かれているのもいい。

警察等との対立、謎のFBI捜査官、アクションシーン、そして、

敵の目的など、読みどころ満載。

そして、文章が上手いためか、スピードに乗ってどんどん読めちゃう。

話のスピード感と相まって、Goodです。

次のシリーズも、早く読みたい。








読書 トコトンやさしい画像認識の本


お勧め度:★★★★ 技術をやさしく解説。すばらしい。

機械学習や画像認識の技術を、ひたすらやさしく解説してある本です。

文書も分かりやすいし、図解もよい。

技術の奥深さ、難しさもうかがい知れる。すばらしい。

入門者用に書いてある本だと思います。よい入門書でした。



2025年5月5日月曜日

読書 弥勒


お勧め度:★★★★★ なんじゃこりゃ。すごすぎ。

新聞社で美術の興行を行う主人公の男性。

インド、ネパールなどの隣国パスキムの美術品に魅せられていた。

そのパスキムでクーデターが。主人公は、パスキムへ侵入する。

そこは「原始的な平等主義が強制される」社会となっていた。

発見され、労働などに従事させられる主人公。

彼の運命、そして彼の発見した美術品の運命は・・・。

恐ろしいほど、面白い。

作品の熱量が伝わってくる。ボリュームもあって読みごたえも満点。


すべての宗教を否定し、平等主義をめざした社会の姿、

そこで暮らす人々の運命、ものすごい想像力と描写だ。


こんなすごい本が読めて、幸せです。



2025年5月4日日曜日

読書 図解入門ビジネス アンケート調査とデータ解析の仕組みがよーくわかる本


お勧め度:★★★ アンケートやる前に読んでおいて損はないけど、

        統計の初歩的知識がないと、しんどいかも。

半分以上は、アンケート調査の分析に関する統計の本です。

いちから、やさしく説明してありますが、なんせ難しいので、

統計の初歩的知識がないと、挫折するかも。

のこりの半分弱が、アンケートの手順、設計、サンプリングの方法

等です。

図解は、期待しない方が良いです。