2024年11月17日日曜日

読書 実験で使うとこだけ生物統計 1

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■実験で使うとこだけ生物統計 1
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お勧め度:★★★★ ありがとうございます。

100ページ程度の薄い本です。分かりやすい本です。

生物実験における標本の大きさ、群の数などの考え方等が軽く、

中心は、標準偏差と標準誤差の説明です。

そして、パラメトリック検定、ノンパラメトリック検定が軽く紹介

されている、という内容です。

文章少な目で読みやすいし、図も分かりやすく理解を助けます。 

勉強になりました。

ただ、一部「なんで、そうなの?」の説明が欲しかった所もありますが、

ねだりすぎですかね。

良かったです。




読書 武田の金、毛利の銀

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武田の金、毛利の銀 [ 垣根 涼介 ]
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お勧め度:★★★ このような歴史小説もいいですね

武田の甲州の金山、毛利の石見銀山の産出量を探ることを、

織田信長から命じられた、明智光秀は、友達の元倭寇の和尚、

剣術家、途中で出会った謎の武士の3人とともに、甲州、石見に潜入する。 

光秀らは、 どうやって金と銀の産出量を探るのか・・。

そして、信長の狙いは、という感じの本です。

 

このような歴史小説もいいですね。

派手な剣術などのアクションも、合戦シーンもないですが、

それでも、謎解きや冒険譚の面白さがありました。

主人公の4人のキャラも良いですが、それに加えて、ポイントで

少しだけ登場する、織田信長、小早川隆景などの脇役も

キャラがたっています。

戦国時代の鉱山の様子や、産出した金の流通なども興味深い。

ただ、残念なのは、 産出量を想定する方法が、ちょっと単純だったかなぁ。

でも、面白かったです。

 

 

 

 

2024年11月10日日曜日

読書 立秋 [ 乙川 優三郎 ]

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立秋 [ 乙川 優三郎 ]
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お勧め度:★★★ あれ?

不動産業を営みながら作家である裕福な主人公と、陶芸家の女性の

不倫の物語です。 主人公からの視点で、描かれています。

 

乙川さんのファンですが、「あれ?」という感じでした。

文章はさすが乙川酸で、読んでいて心地よいのですが、

「人生の断片を切り取る」ような鋭さがなく、

緊張感も少なく話が淡々と進む感じでした。

また、登場人物と筆者の距離感も、いつもとちょっと違う。

そのためか、いつもの感動が来なかった気がします。


 


2024年11月4日月曜日

読書 脱炭素化は地球を救うか


 お勧め度:★★★ なるほど、そうだった

地球は本当に温暖化していて、そして、破滅に向かっているのか。

カーボンニュートラルなどのグリーンで経済成長できるのか。

環境問題が、なぜ、ここまで盛り上がったのか、その政治的背景、

電気自動車のからくり、 再生エネルギーの危険性、

脱炭素政策の費用と効果、電力自由化の失敗。

これらを、データや最新の研究などから、説明した本です。

目から鱗的な話も多く、大変勉強になりました。

環境やエネルギーを考える上で、必須の一冊ではないか?

と思います。良かったです。



読書 テクノ新世技術は神を超えるか

  

 

お勧め度:★★★ 何が起こっているのか、現状を分かりやすく説明。

 ITやAI、環境対策、医療などで、現在、何ができて、

何が考えられていて、何が起きているのか?を

記事や小説、インタビューから考える本でした。

読みやすく、分かりやすい本です。一般向けで、知識なしでも読める本だと

思います。





2024年10月27日日曜日

読書 二月二十六日のサクリファイス


お勧め度:★★★★ 力作だ。丁寧に、重厚に、そして面白い。

 二二六事件の首謀者として、技術将校、山口大尉が確保された。

彼を調べる憲兵隊員が、主人公です。

本当に、山口大尉は、首謀者なのか?彼は、どのような役割を?

 主人公は、 山口大尉の周辺の人々を調べる。

そこから浮かあがる大尉、そして暗躍する石原莞爾の狙いは?

 面白い!

大尉の特異なキラクターと相まって、どんどん読み進められます。

二二六事件前後の陸軍の様子、その頃の日本の風景など、

興味深い所が満載です。

読めて良かった。



 

2024年10月26日土曜日

読書 「静かな人」の戦略書 騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法


お勧め度:★★★ 生きづらい内向型が、少しでも、生きやすくなれば。

内向的人は、なぜ、こんな発現や行動、そして態度をとるのか。

なぜ、内向的な人は、こんなに生きづらいのか、それでも、

少しはましに生きていくには、という内容の本です。

 

内向的な方には、仕事や人間関係で、 少しは、ましになるヒントがあるかもしれません。

外交的な方には、理解できない内向的な人のことが、少しは理解できるようになるかもしれません。