2024年12月8日日曜日

読書 世界滅亡国家史 消えた48か国で学ぶ世界史


お勧め度:★★★ よかった

勉強になるかは??ですが、かなり、面白かったです。

満州国など、有名どころから、まったく無名で、すぐなくなった国家まで、

東ドイツやユーゴスラビアなど、最近の国家まで、という感じです。

それぞれの国のなちたり、その運命などが紹介されています。

教科書というより、短い物語や、冒険譚を読んでる感じに近く、

よかったです。





 

読書 無限の王 ジョジョの奇妙な冒険


お勧め度:★★★★ 期待を裏切らない面白さ

ジョジョの奇妙な冒険の小説版です。

スピードワゴン財団の波紋使いリサリサを中心とした物語。

中南米を舞台に、リサリサ達が「能力を引き出す矢」と、

それを悪用しよとする能力者を追います。

ジョジョだし、無条件に面白いだろうと期待して読みましたが、

期待を裏切らない面白さです。

戦闘シーン、世界の描写、興味深いいろいろな能力、

登場人物・・ジョジョの世界だと思います。

面白かったです。読み応えもあって良かったです。

 ジョジョの小説が、もっと読みたい。

 

 

 


2024年12月5日木曜日

読書 コンピュータサイエンス 計算を通して世界を観る


お勧め度:★★★ 入門の入門という感じ。

プログラミングとは、プログラムが動く原理、配列などプログラミングの例、

アルゴリズムや計算量の軽い紹介がメインでしょうか。

その他、セキュリティやデータマイニングなどの話が少々という感じです。

ハードウェアやネットワークの話は、ほぼありません。

入門の入門というレベルでしょうか。前提知識なしでも読めると思います。

ただ、少しでもカジッたことがある人には、不要かな。

 

 

2024年12月1日日曜日

読書 海賊忍者

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海賊忍者 [ 諏訪 宗篤 ]
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お勧め度:★★★ 題材が興味深いです。

舞台は、戦国時代の三重。主人公は、元海賊で忍者の若者。

織田信長に乗っ取られた北畠家の姫を助けた縁で、

信長との戦いに参戦していく。主人公や北畠家の運命は・・。

 

あまりメジャーではない、北畠家を主題に描いた所が興味深かったです。

また、熊野水軍、九鬼水軍など、三重の海賊衆の興亡も興味深かった。

ボリュームもあり、読み応えもあり、面白く読めました。

 

 

 

2024年11月30日土曜日

読書 会社のためではなく、自分のために働く、ということ


お勧め度:★★ 前向きすぎて、きつい

大企業の役員を辞めて、本屋を開いた方が、働くこと、生きることについて

書いた本です。

お金のためだけに働いてるわけじゃ、ないでしょ。

達成感、仲間、チャレンジ・・・仕事から得られるものは、沢山ある。

どう仕事と向き合えば、生活とのバランスは、等について、

筆者自身の体験を交え、語られます。


仕事に対しても、人生に対しても、たいへん、前向きな姿勢で、

書かれています。

人によっては、「良いアドバイス、良い視点がもらえたなぁ」

となるかもしれませんが・・。

個人的には、前向きすぎて、きつかった。

 

 

 

 

読書 日ソ戦争 帝国日本最後の戦い



お勧め度:★★★★ 後世まで残すべき記録

太平洋戦争後半、参戦したソ連と日本の戦争を描いたものです。

参戦前の戦争や、アメリカ、中国、ソ連の動きから始まり、

満州での戦い、南樺太、千島列島の戦いを描きます。

満州軍、日本陸軍の様子、ソ連軍部の様子、実際の戦争、

戦争に巻き込まれた人々を、資料から描きます。

 

力作です。読みごたえ十分です。

また、そもそも、良く知らなかった日ソ戦争を興味深く読めました。

そして、書かれている、人間の愚かさ、暴力性、残酷性、

組織の愚かさ・・・ 後世まで残すべき記録だと思います。

貴重な記録だと思います。

 

 

2024年11月24日日曜日

読書 さらば、荒野


お勧め度:★★★★人生で何かを失ったとき、くり返し、くり返し、読み返す本

 

 「冬は海からやってくる。」

 

「ブラディ・ドール」シリーズの第一弾、ハードボイルドの記念碑的な作品だと思います。

主人公は、やり切れない過去を持つ実業家。

弟の事件から、戦いの中に巻き込まれていく。

物語全体に漂う「喪失感」。

生きていくということは、何かを失うことだ。

というように、 大切な人々、想いなどを失っていく、主人公や登場人物たち。

血、暴力、やり切れない想い、そして、その文体から紡ぎだされる喪失の物語。

人生で何かを失ったときに、くり返し、くり返し読んできた本。

 たぶん、これからも、くり返し、くり返し読む本だと思います。